ハキダメ3
とりあえずたまーに時間があるときは本を読んでみようと思っている。
前に1泊でこだまに乗って大阪に行った時、暇過ぎて適当にインスタの#恋愛小説ってハッシュタグから好きそうな話を探したときに見つけたのが有川浩さんが書かれたクジラの彼だった。
読み始めてから皆さんが書いていたレビューの意味がわかったり短編だったから読み易かったりして行きの新幹線で1冊読みきれた。そこでその話の登場人物は3部作に出てくるということを知り塩の街、空の中、海の底を即購入したわけである。
とりあえず今まで本を読んでこなかったわけではないが好きこのんで読み耽るってことはまず無かった。小学生の頃、図書館の貸し出し数を競うためにめちゃくちゃ借りた思い出はあるがちゃんと内容理解した試しはない。
成人してから、読むのは初めて。文庫本なんてなかなか買わなくて唯一買ったとしたら、kannivalismのボーカルさんが書いた本くらいかもしれない。(しかしそれは大学時代の実習のために読んだ)
まだ読みきれてはいないが途中の登場人物が、どこから見ても彼にそっくりでびっくりした。言葉遣い、態度何もかもが本人そのものである。違うのは名前くらいか?なんて思ってしまうくらい似てて久々に会えた気分になってしまった。登場人物の恋模様にキュンキュンせず脇役にキュンキュンするなんて、、、(笑)
本って、知識だけを得るものではなくて人にも会わせてくれるものなんだなって思ってしまった。会いたくなるたびにきっとまたこの本の彼が登場してる場面を読むのかもしれない。
今の彼ではなくて、大好きだった頃の彼がいる、それだけでも幸せだと思うあまりやっぱりダメ女だなって感じる。
わたしは最後に会いたい人でいられたのだろうか。